SDGs(持続可能な開発目標)
こんにちは^^
そろそろ二月も終わり三月へ!春へ!
…と言いたい所ですが、TV等でもコロナウイルス一色になっています。
今回の新型コロナウイルスによる感染症により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し
上げます。
さて今回は,以前お知り合いの方からお誘いがあり、SDGsに関するセミナーに参加さ
せて頂きました内容です。多くの方がご存知の通りSDGsというのは、2015年9月の国連
サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030
年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

恥ずかしい話、自分自身言葉だけ何となく知っていて、内容もあまり深くは考えてはいませ
んでした。
また、ここ数年、社会動向や大事な変革情報に対して疎くなっている事に改めて反省させら
れました。
政府や、国連といった言葉が出てくると、大きな組織に属していたりすると全体の目標や
目的に取込める事もありますが、個人や極小規模の組織になると影響力や効果・成果が目に
見えづらいので中々対岸の火事になりがちです。実際自分がそうなってました。。
今回お誘い頂いた会場での内容は、カードを使ったSDGsに基づいた街造り計画のシミュ
レーションでしたが、参加者の方々皆試行錯誤されていました。
シミュレーションでも一筋縄に行かない目標達成内容ですので、現実問題として一定の理解
や共有が社会全体として必要不可欠かなと思います。
例えば、日本に於いては5の項目のジェンダー平等は先進国最下位で全体でも低いポジシ
ョンにいます。当日も経営に関わる方達の集まりの中、ほぼ男性で占められており、講師の
方も先ずはこの状況から変えて行きましょうとおっしゃっていました。
私達の携わる建築業界も所謂男の社会と言われる筆頭にあるかと思いますが、勿論体力的な
問題もあり一概には言えない点もありますが、「区別」と「差別」は一字違いであれ中身は
天と地程の違いがあるので身の回りの環境も改めて考えてみるべきだなと思う今日この頃で
す。
日々を何となく過ごしていると、見落としがちな事は日常に溢れているので、このSDGs1
つとっても、社会が、世界がどの方向に向かっているかを先ずはよく知ることが必要だなと
考えます。
最後に、講師の方がこの問題にあたり一番大事なのは「自分には関係ない」という考え方を
改める事(そんなニュアンスだったような…)とおっしゃっていたのは自分自身腑に落ちた
内容です。「情けは人のためならず」の言葉があるように、周りの人や全体の事を考えての
言動は自分にも結果良い報いとして返ってくるという事も頭に入れながら取り組んでいけれ
なと思います。