Japanese Garden2
更新日:2019年11月21日
こんにちは!!
前回の記事では、傾斜地の裏庭を掲載しましたが、今回は
所変わって、、京都のあるお庭をご紹介致します。
その名も「大河内山荘」
福岡県豊前市岩屋地区の出身で、銀幕スターだった大河内傳次郎
という人が京都市右京区嵯峨に造営した回遊式庭園です。
それにしても何故、このような大規模な庭園を個人で造ったのか、、
当時長期保存が難しかったフィルムに対し…
「永く消えることのない美を追究するため自身で設計しこの庭の造営を始めた。」
と、理由があるようです。しかも何とご自身で30年もの年月を費やしたそうです。
理由を読んだ時ふと思い出したのが、
「 すぐ役立つことはすぐ役に立たなくなる。」
という言葉でした。この言葉は、灘高の有名な先生や慶應義塾大学の塾長さん
等が発したこととして有名ですが、1つの事柄を深く深く掘り起こして自分で
考えながら進めた体験というのは血となり肉となり生涯に渡り自身を豊かに
してくれるものかもしれません。
当時のフィルムを現代の溢れる情報やテクニックと置き換えたら、永く消えること
のない美という意味での庭園は、歴史ある伝統や文化といった社会の礎からくる
ずっと残る上書きが出来ないモノかなあと考えたりします。
…ちょっと何言ってるか分からなくなったので、話を戻すと、、
同郷という事で大河内傳次郎については名前は勿論認識していましたが、そんな
庭園を造っていた事は恥ずかしながら数年前までは知りませんでした。。
私自身関西に長年在住していたにも関わらず、故郷の偉大なスターが残した立派な
庭園を見ないわけにはいかないと以前当地を訪れました。
てことで、写真ですー
入り口~


中を抜けると…


中にはお抹茶を嗜めるコーナーも…


竹林+広縁+抹茶+陶器+照明=the 庭園 of 日本

と、写真のボリュームが大きいので今回はここまでの写真UPです!!
また次回機会があればUPしたいと思います^^
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