「碍子(がいし)」
前回の投稿記事に載せておりました、補修工事を行いました
古民家の玄関☆
天井周りには、古民家特有の碍子引き配線が残っていました。
碍子引き配線というのは、、布を巻いて絶縁した太い電線が、
部屋の天井近くを這わせる施工法らしいです。
建物に直接、触れないよう、柱の要所要所に白い陶器製の
糸巻きのようなものを取り付けて、そこに巻きつけてあります。
この白い陶器を碍子というようです。
現代では、レトロな雰囲気を醸し出す目的で、飲食店等でわざわざこの
「碍子引き工事」をする場合があるくらいで、それを除くと、
ほとんど見られなくなった“過去の施工法”なのだそうです。
もしお住まいのお家が昔ながらの建築家屋だったり、リフォーム後の名残が見受け
られそうなら、一度天井周りを見上げてみたらいかがでしょうか??
もし見つかれば、レトロな世界に惹きこまれるかもしれません^^;